説明
水道用ダクタイル鋳鉄管及び管継手の施工ガイド:
1. 溝を掘る際、バックフィル時に砂を管の底部まで充填できるように考慮し、均等な力がかかるようにします。接口部分の溝を掘る際は、作業スペースを十分に確保し、接口作業で十分な力をかけられるようにします。特別な状況を除き、溝はまっすぐで、溝底は同一平面上にあるようにします。機械で溝を掘る場合、溝底部に20cm〜30cmの厚さの層を残し、当面は掘らないようにし、その後、手作業で所定の高さまで清掃します。
2. ソケット内部とプラグ端の外側を清掃する際は、ブラシと清潔な布を使用してください。特に、ゴムシールリングを取り付ける部分には異物がないようにしてください。
3. DN80mm〜300mmのダクタイル鉄管の場合、ゴムシールリングをハート型に絞り、ソケットに入れます。これにより、シールリングのブレーキパッド部分がベースにしっかりと嵌め込まれます。シールリングがソケットにしっかりと固定されるまで、均等に押しつけてください。DN400mm以上のダクタイル鉄管の場合は、シールリングを8の字状に折り曲げ、2つの突起部分を交互に押すことで、ベースに挿入しやすくなります。設置状況が正しいか確認してください。
4. ゴムパッキンとソケットの内側に潤滑剤を塗布してください。使用する潤滑剤は無毒・無臭のアルカリ性潤滑剤(石鹸水でも代用可)を使用してください。
5. ソケットにソケットを挿入して、シールと同軸で接触するまで挿入します。正しくまっすぐにして、接続する管又は管継手の中心軸と一致させる必要があります。配管接続時に挿入抵抗が大きすぎる場合は、直ちに停止し、管を引き抜き、ゴムパッキンとソケットの位置を点検し、原因を特定してから再度取り付けてください。挿入深度は、2つのマークの間になるようにしてください。
6. 接口を取り付ける際には、管の直径に応じてオフセット角度を調整できます。